アトピーは、「わからない」と言う意味の「アトポス」というギリシャ語が由来になっています。
「アトポス」は「不定」とか「わからない」という意味で、「アトピー」は、
原因が特定できない皮膚炎のことを主体にいわれています。
アトピーのほとんどはアトピー性皮膚炎としてはじめに起こります。
過去にアトピーは、先天性の疾患といわれていましたが、
現在では、環境影響もあり限定はされていません。
アトピー性皮膚炎は、症状としては蕁麻疹のような痒みを伴う発疹の皮膚疾患のことをいいます。
アトピーは、主に5歳までの幼児期に発生することが多く、
大体は小学校までに治癒するといわれていましたが、
現在ではアトピーが成年時に再発または発生することもあり、増加の傾向にあります。
アトピー性皮膚炎のガイドラインは、厚生省によるものと日本皮膚科学会の2つがあります。
アトピーの厚生労働省のガイドラインは、皮膚科に限らず一般医向けで、
日本皮膚科学会のガイドラインは、皮膚科医向けとなっています。
アトピーは、即時性のアレルギーと、遅延性のアレルギーとが複雑に絡み合っていると考えられています。
アトピーは、原因が不明でアレルギーが重視されていますが、
途上国に少なく近代化が進むと増えてくるという傾向にあり、
環境ではないかとの意見も増えてきています。
アトピーは「わからない」という意味合いですが、早く原因が特定できればいいですね。
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