オフィスの中でも電車の中でも街中でも
あっちでくしゅん、こっちでくしゅんとあちこちで花粉症の人を見かけるようになりました。
あなたの周りに花粉症の人はどれくらいいますか?
ちょっと考えただけでもかなり多くの人が浮かんでくるのではないでしょうか。
国民病とも言われるほど花粉症は広まり、多くの人が花粉症で辛い思いをしています。
ではなぜ花粉症がこれほど増えてしまったのでしょうか?
花粉症は花粉が原因でおこるアレルギーですが、
花粉はウィルスのように体内に入って増加するわけでもなく、
細胞を壊したりするわけでもありません。
またかなりの量でない限りは人間にとって無害とも言える物質です。
それにも関わらず多くの人が花粉に過剰に反応し、花粉症になっています。
実は花粉症の増加は花粉だけが原因ではないのです。
花粉症の増加の原因に次のことがあげられます。
・ 食生活
食生活が欧米化し、日本人の食のバランスは崩れつつあります。
栄養の取りすぎ、食品添加物使用食品の増加、インスタント食品の多量摂取、
野菜の摂取不足などにより腸内環境は悪化しているといわれています。
そしてこういった食事のバランスの崩壊が花粉症原因の1つといわれています。
・ 生活環境
人間が引き起こした大気汚染により、目や鼻、のどなどの粘膜が
敏感に反応するようになったといわれています。
そのため花粉が入ってくると過剰反応し、
花粉症の症状が出やすい体質になった人が増えているといわれています。
また、自然破壊により、花粉が土に戻ることができず、長い間舞いつづけることも原因の1つのようです。
・ ストレス・運動不足・睡眠不足
ストレスや運動不足、睡眠不足などによって、免疫力が低下している人が増えています。
免疫力が低下することで花粉症になりやすくその症状も出やすいといわれています。
・ スギ花粉の増加
戦後日本では戦争で荒れた山への対策として林業政策を行い、
多くのスギが植林されました。
そして、その植林されたスギが育ち花粉を生産する樹齢に達したことが
花粉症増加の原因の1つといわれています。
樹齢30年以上のスギが花粉を最も生産するといわれています。
つまり戦後に植えたスギが現在花粉を生産し撒き散らしているのです。
花粉症対策として、睡眠を十分に取り適度な運動をするように心がけましょう。
また、できるだけストレスをためないようにし、リラックスした時間を作るようにしましょう。
その他、野菜や食物繊維をきちんと摂取し、バランスのよい食事を心がけましょう。
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